今日は循環器内科へ検査結果を聞きに行ってきました。
糖尿病内科へ初めて尋ねたときにはグルベスという糖尿病患者用の投薬をしている最中でした。
この処方をしたのは以前の記事にも書きました不衛生極まりない近所の整形外科です。
整形外科の医者曰く
「グルベスを1ヶ月飲み続けてダメなら教育的入院です。」
「食事は半量に減らしてください。」
このように古い知識と浅い経験であろう判断での頭ごなしな診察を受けました。
この処方をされた際に薬の副作用などについては一切説明がありませんでした。
処方薬ですが院内処方により病院で薬の受け取りまで一括でしたので受付でも何の説明もなくその日の診察は終了しました。
グルベスを飲んで数日経ったかどうかぐらいで脈拍に異常が出て、Apple Watchの心拍数の測定でも測定不能となることが多くなりました。
自力で探し出した糖尿病内科の先生にこの不整脈についても申し出たところで糖尿病内科での心電図測定となりました。
その測定値が少し酷くもありましたので良い循環器内科の先生がいらっしゃる病院を紹介してもらうことになりました。
「その病院の先生方は優しいから大丈夫!」
「うちの病院からも何名も紹介しているから大丈夫!」
このように背中を押されてある総合病院の循環器内科を訪ねてみることになりました。
総合病院の公式サイトを確認し、循環器内科を担当されている先生方のリストを拝見しました。
せっかく診ていただくのであれば1番良さそうな先生にお願いしたい!という気持ちで感じの良さそうな先生の曜日に訪ねてみることにしました。
とはいえ、
この総合病院の循環器をご担当されている先生方のご経歴は全員がプロフェッショナル!
誰もが知る大きな機関で先生方全員が勤務されていたとのことでした。
初回の診察では心電図を2回、通常の長さの心電図と長い時間をかけた心電図の2種類のデータを取りました。
あとはヒアリングのみ。
この時点ではまだ不整脈が触診だけでもわかっていただけたようで先生も糖尿病の合併症が起きていては大変!と心配なさっておられました。
そこで念の為、合併症の代表ともいえる狭心症の可能性について詳しく検査をした方が良いということになりました。
そこで実は今週の週明けに狭心症について調べるために心臓CT撮影と心エコーの撮影をしてきました。
はっきり言ってとても大変な1日でした!
病院まではなるべく負担をかけないような移動、とのことで夫に車で送ってもらいました。
病院では先生による診察がないため、診察室ではなく処置室に入室し、体重測定を行った後に軽く着替えを済ませてから血圧と酸素量を測りました。
着替えは金属製のものを身につけていなければ下着や下着のシャツ類、スパッツはそのまま身に付けたままで大丈夫でした。
ここからが大変!
心臓CT撮影をするためのルートを確保するために長く太い注射針を挿入するまっすぐ伸びた血管を探さなければならず、1ヶ所目は注射針を刺したものの途中で血管が蛇行していたために一旦中止。
次にベテランの看護師さんがやってきてサクッと、グリグリっと、とても長い時間に感じましたが何とかルート確保ができました。
この注射針を挿入したままでまずは生理食塩水を注入し、少し圧力を変えたりしながら漏れがないかチェックなどもされていました。
私はただ横たわっている無能な生き物でしかなく、質問されたことにだけ「はい」と答えていました。
注射針を刺した時の痛みはこれまでに経験のない時間の長さが加わってかなり痛かったです。
看護師さんも見かねて身体を摩って励ましてくださいました。
心臓CT撮影は息を止める練習などもあって少し長めの時間を取ってもらったようでした。
CT撮影では放射線科の先生のやさしくも楽しい声がけにより途中で失敗することなく無事に撮影を終えることが出来ました。
ただし、撮影本番では心臓をきちんとみるための造影剤の注入のスピードが凄まじいものであり、皮膚の表面に血管が浮き出てくるほどでした。そして造影剤の影響による暑さを少しの時間だけ身体に感じましたがこれまでにやったことない経験で驚きました。
一瞬だけ、漏らしてしまったのかと思うような感覚が訪れたのです(笑)
(実際には何事もありませんでした。)
心臓CT撮影を無事に終えることが出来たので
「自由だ!」
と思ったのはただの勘違い。
「もう少し安静にしてくださいね。」と看護師さんに嗜められてベッドに横たわること30分〜1時間くらいだったでしょうか。
造影剤の影響のほかに、脈拍を緩やかにするための薬も検査前に投与されていたこともあって、それらの心配がある時間帯だけでも処置室で安静にする、ということだったようです。
一定の時間が過ぎて造影剤の後遺症などの心配がなくなったところで着替えが許可され、晴れて自由の身となりました!
自由になったところで次は心エコーのお時間です。
心エコーは通常のエコーと同じような感じでジェルを塗ってグリグリと撮影されました。
力強い感じが不快にも思うことがありましたが健康チェックのためなので致し方ありませんでした。
このような感じで心臓CT撮影と心エコーのどちらもが無事に終了してお会計。
検査代は3割負担で18000円くらいだったと思います。
クレジットカードの対応されている病院だから支払えましたが、あまり現金を持たないキャッシュレス人間にとって高額な医療費はヒヤヒヤしてしまいます。
そして・・・長くなりましたが、今日が検査結果を知る日でした。
来院から1時間待ってようやく名前を呼ばれました。
検査結果は
「とても健康な心臓です。冠動脈も綺麗です。心臓は元気に動いていますよ!」
このような声がけと共に目の前には3Dカラーによる心臓CTの画像と、動画で心エコーの撮影ビデオを見せてもらいました。
今のところ、心臓に疾患などは見当たらないとのこと。
心臓CTの日程を決めた日から1ヶ月近く、検査からの数日間、ドキドキしたり良からぬ不安に襲われたりとあまり気分の良い期間ではありませんでした。
しかし、循環器専門の先生によるお墨付きをいただくことにより糖尿病の合併症への心配がひとつクリア出来たと思います!
もしかしたら〜かも、といった合併症などへの心配をずっと心に持ち続けるよりはこれから先を少しでもクリアな気持ちで過ごせるようになったかもしれません。
私の糖尿病の主治医は
「専門外だから自分は診れない」
このような感じで不整脈については詳しく診てくださらなかったのですが、それがかえって良い結果となって個人的に今回の経験は無駄ではなく良かったと思いました。
どのような病院で、どのような診察方針で、というのは病院や先生によりまちまちではあるのですが、今のところ選択は間違っていないような感じです。