2025/02/25

(経過報告)糖尿病の本格的な治療開始から1ヶ月経ちました。

 このブログを書き始めてからまだ1ヶ月も経っておりませんが、糖尿病の本格的な治療を開始してからちょうど1ヶ月が経った頃なので今日は経過報告をしたいと思います。

糖尿病専門医の病院へ公式サイトから問い合わせをし、実際に診察が始まってから1ヶ月経ちました。
これまでは糖尿病という病名はウェブや駅の看板広告などでも見かけることは多くありましたし、糖尿病に罹患した身内の悲惨な話などは聞いたこともありました。
遠縁(遠い関係の姻族)になりますが身内が糖尿病に罹患後に足を切断するまで悪化した話を近しい身内が何度も暇つぶしの話題のネタにするようなことで私もそのネタとされてしまった病状を聞いたことがありますが、話題にする人たちはまるで悪意のあるような感じの、嘲笑うようにも見える感じで、直接病状を聞かされてもいない私へ悲惨な様子を軽々と軽薄な調子で親戚(近しい関係の姻族)が話して来られたこともありました。
そういったこともあり、私が現在糖尿病に罹患していることは夫以外の誰にも話していません。特に(姻族の)身内に話せば誇張したり、井戸端会議のネタにするのは確実ですから何が起きようが絶対に話すことはありません。
糖尿病に限らず、先般の精密検査にもあった不整脈(期外収縮)や狭心症の可能性が少しでもあった件についても絶対に話すことはありません。
身内に話していることがあるとすれば食物アレルギーと羽毛やハウスダストのアレルギーと喘息くらいです。
こういったこともあり、こちらのブログで書いてある内容のほうが身内に話す内容よりも詳しく書く事になります。
誰かの辛いことを自分の暇つぶしの話題とする身内よりも、少しでも力になれる関係である他人のほうが良い関係を築けると信じています。


まず、私の最初の、整形外科における血液検査の数値は次のとおりでした。
白血球:10300
血糖値:322
HbA1c:測定していない
朝食抜きで午前中の採血による血糖値が322では高すぎるとのことで再度、採血を行いました。


2回目の血液検査の数値は次のとおりでした。
白血球:12700
血糖値:457
HbA1c:11.9
この検査結果が前回よりも思わしくないことは承知でしたが、わざわざ電話で「今から急いできて下さい。または次の開院日には絶対来て下さい!」と強く言われたことは鮮明に記憶に残っています。
何事が起きたのかと気になってしまったため電話を受けた当日に病院へ足を運んだところで整形外科の医者から「このままではあなた死にますよ。」などの強い言葉を言われました。
1ヶ月間、飲み薬で様子を見てダメなら教育的入院を2ヶ月ということまで言われました。
初期段階からの強い声がけはかなり不快に感じましたし、糖尿病という病気なのに整形外科でどこまで面倒をみてもらえるのか?といった疑問が残りましたが診察時にはそのような発言を控えることにしました。なぜ、こちらからも強く何らかの要望を言わなかったのかは咄嗟の判断だったので感覚的なものがありました。自分の感覚を信じるとすれば「この病院でお世話になりたくない」という気持ちが徐々に出てきました。

あまり時間はない、と判断しつつも冷静になって病院探しをした結果、今の病院に辿り着きました。

ここから私の本格的な治療が始まりました。

糖尿病専門医の先生にお世話になった初日の血液検査の結果は次のとおりです。
白血球:10300
血糖値:239
HbA1c:12.0
血糖値が下がっているのは整形外科で処方されたグルベスとフォシーガという処方薬の影響です。
しかし、グルベスの摂取による副作用で不整脈が頻発しておりとても苦しい日々が続いていました。
副作用が起こらないために、より効果的な治療ができるようにとグルベスを中止してミグリトールとグルファスト、フォシーガの処方に変わりました。
この処方のおかげで不整脈は徐々に落ち着いてきました。

ミグリトールとグルファストに処方を変更して1週間後の血液検査の数値は次のとおりです。
白血球:測定していない
血糖値:125
HbA1c:測定していない
先生のおすすめの処方薬を飲み続けるとより血糖値が下がって効果が出てきました。
この日でグルファストの投薬は終了しました。
ミグリトールを毎食直前に、フォシーガを1日1回の処方に切り替えた上で追加としてGLP-1のマンジャロ2.5mgの自己注射が始まりました。

マンジャロの自己注射を3回終えたところでの血液検査の結果は次のとおりです。
白血球:10300
血糖値:110
HbA1c:9.6
最大で12もあったHbA1c9.6まで下がりました
実は中性脂肪が261→148とギリギリですが正常範囲まで下がりました!!
血糖値も110と正常範囲内で安定しています。
血糖値は最初の2週間はリブレLinkで計測し、毎日の血糖値の動きをデータ化してどのように食事を摂れば良いのかを管理栄養士さんにアドバイスをもらっていました。
この時はすでにリブレLinkの使用を終えてグルコカードを利用して食事前と食後から2時間後の血糖値の計測をして病院へデータを送っていましたがこれまでよりもより低く正常範囲においてゆるやかな上下行をしているということがわかりました。
管理栄養士さんも、先生も、健康な人と変わらない血糖値まで戻すことが出来たと喜んでおられました。

前回の糖尿病専門の病院での検査からわずか4日後。
心臓の精密検査のため、循環器内科のある大きな病院でも精密検査前の血液検査を行いました。
循環器内科での血液検査の結果は次のとおりでした。
白血球:9000
血糖値:106
HbA1c:9.2
わずか4日開けただけでの血液検査となりました。
白血球、血糖値、HbA1cの全ての値が低くなりました!
逆に中性脂肪が178とまた上昇してしまったので反省しなければなりませんでしたが、今下げなければならない項目の数値が少しでも下がったことにとても嬉しく思いました。
心臓CT撮影のための準備などがこれまで経験したことのない痛みなども若干ありましたが、私の心臓は幸いにも狭心症の心配もなく健康そのものでした。
この血液検査の結果と心臓CT、心エコーの結果は循環器内科から糖尿病専門の病院へ送られました。

そして、昨晩よりマンジャロが2.5mg→5mgへとパワーアップしました。
これは糖尿病内科の先生と相談し、先生が「マンジャロでの治療は合っていると思うから、5mgへ変更するとより効果が・・・」と診断なさったので5mgへ変更しました。
私が通う糖尿病内科で処方してもらえるマンジャロは5mgまでとのことでした。


インターネット診療での自由診療によるダイエットドラッグとして高容量のマンジャロを処方されている人がいるみたいでXなどでもポストを見たことがありますが、個人的な感想として必要のある人間でさえ2.5mgでも最初は怖かったり副作用によるダルさや筋肉痛などに見舞われたのに糖尿病患者ではないマンジャロを必要としない人たちが7.5mgなどの高容量のものを使っていると知ってゾワっとしました。
注射の正しいやり方などの知識は先生や看護師さんの協力を得ないことには始められないですし、注射の打ち方の練習なども看護師さんが付き添ってくださることで初めて出来ることです。
ネットでの診療は風邪などの症状の時には役立つと思いますが、糖尿病治療薬を安易に出す病院は何気に結構怖いなぁと、マンジャロを毎週使っている私でさえそのように思いました。


マンジャロ2.5mgを4回自己注射し、そのうち最終週が体調不良によるワークアウト不可となってしまったこともあり体重は3回目終了時の5kg減のままで止まってしまいました。
もう少し元気になってからまたワークアウトに勤しめるようになりたいです。
より歩くために靴の見直しを図り、これまで街歩き用に使っていた靴を全て処分し、現在はニューバランスのウォーキング用の靴を揃えました。
より歩くためにバッグの見直しを行い、ブランド物よりも、デザインよりも、軽量リュックを選ぶようになりました。
より歩くために病院からの帰り道だけでも1駅、2駅と歩くように心がけるようになりました。
より歩くために普段は目的地との往復で済ませるところで寄り道ルートを含めるようになりました。
より歩くために仕事で向かうための交通手段を少し変えてみました。
ほかにも出来ることは色々と多くあって、きっと私が気づけていないことの方が圧倒的に多いに違いありません。
1度に多くのことを始めるのは大変なので、少しずつ生活を変えながら続けられそうなことに取り組んでいければと思います。

糖尿病と長く付き合うためにも心に負担がかからないような、少しでも楽しみを加えた過ごし方が出来るように、心が折れないように、前向きに取り組みたいと思います。

大変長く書いてしまいましたが、最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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