2025/03/13

(経過報告)糖尿病内科での受診、GLP-1マンジャロの自己注射、ともに無事に終えました。

少しだけ時間が経ってしまいましたが、糖尿病内科での受診を無事に終えました。


 今月(2025年3月)の糖尿病内科への通院も大変楽しく充実した時間となりました。

糖尿病内科への最初の受診日のことを思い出すとまだそれほど時間が経っていないはずなのに少しずつ自分の行動に対する変化が生まれています。
たとえば、駅まで歩く速度が変わりました。
自宅から最寄駅のホームまで最短でも15分程度かかるくらいのところ、同じ感覚で駅まで向かうと目の前で前の電車が発車するような感じになりました。
少し急げば前の電車に十分間に合うくらいまで速度が上がりました。
先日などは忘れ物を取りに一旦帰宅し、これまでにない大股の早歩きで駅まで6分で到着しました。
(あまりの大股で無理のある歩き方です。)
途中駅で次のホームへ移動するときにこれまでならエレベーターを使わないとちょっとしんどいといった感覚でしたが、今は上りも下りもどちらも階段を使うのが苦痛ではなくなりました。
とはいえ、ものすごい段数を上り切るような感じではなく、それほど大した高さではない場所です。
このような変化を少しずつ感じています。


今回は以前より度々気になっていた病院の最寄駅のすぐそばにあるフィナンシェ専門店がトラップとなり、気づけば物凄い勢いでギュイーン!とお店に吸い込まれました(笑)
こじんまりとした素敵なお店で芳醇なバターの香りに包まれながら少しだけ買物をしました。会計を済ませるとお店の方より「焼きたてもどうぞ(ハート)」とありがたい事に密封包装されていないやきたてフィナンシェを頂戴したもののその場で食べたい気持ちを抑えて他のフィナンシェとともに自宅まで持ち帰る事にしました。


糖尿病内科の受診ですが、少し早めの時間に病院に到着したらすぐに尿検査からスタート!
さほど待たされることもなく検査室への呼び出しがあり、今回は初めて顔を合わせる看護師さんが担当してくださいました。
まずはこの1ヶ月間で使ったGLP-1マンジャロの注射器と血糖値測定時に使った穿刺器の返却(医療廃棄物のため)を済ませてから血圧測定、採血の順でした。
私の通う病院の看護師さんは皆さん採血がとてもお上手で誰一人として失敗などされることなく血液をどんどん集めてくださり今回は3本分を一気に採取されました(笑)
この日の血圧測定や採血の際に看護師さんからこの1ヶ月間についての簡単なヒアリングが行われました。この時にJAL Wellness & Travelを使っていることやそのようなアプリがモチベーションへと繋がる、といった話や外出時に1駅分を歩くように心がけている話などもさせてもらいましたところ、前回までお世話になっていた看護師さんも会話に参戦し、とても楽しく話に花が咲きました。もっとお話をしたい気持ちがあるのですが大勢の患者さんが待っている事を考えると長話に発展させないように・・・。
次にInBodyでの体組成計での計測でした。
どうなることやらとヒヤヒヤしながらも正確に計測するために靴下を脱いでInBodyの上へ。
看護師さんによる計測により投薬と運動の成果による減量がうまくいってる点を褒めていただきました。
『褒められる』という行為はいくつになっても嬉しいものですが、病院で褒められることで色々と慣れすぎになるかもしれない別の心配が増えそうです。
(今のところは大丈夫です。)


各種検査を終えてから次に別室よりお迎えがありました。
管理栄養士の先生との栄養相談です。
初っ端に
「すっきりとされましたねー(ハート)」とこの1ヶ月の間に少しずつ変化していることについての見た目の変化をお褒めいただきました。
プライベートが守られた空間でのマンツーマンによる対話式の栄養相談では、前回受診時から1ヶ月の間に送信しつづけていた毎日の食事の写真と内容を見ていただきました。
私が何を食べたり飲んだりしてこの日まで過ごしていたのかをモニターに映し出した状態での会話のため、気になる部分があればその日の食事の写真とともにどのようなメニューを足せば完璧なのかを教えていただきました。
これまでの食生活について止めたほうが良い変えた方が良いといった指摘は特にありませんでした。
タンパク質の摂取とブロッコリーやきのこ類、海藻類の積極的な摂取を心がけた日々の暮らしを続ければ良いみたいです。
夕食時の炭水化物なしについては主治医の先生からのアドバイスに従っており、管理栄養士の先生からもとくに何かをしなければならないといった指摘はありませんでした。
しかし、たまにしか食べなかったおやつですが指摘されましたので次からは間食ではなく食事の直後に食事の一部として甘いものをほんの少しだけ、たまのご褒美程度で取り入れて次の診察日にむけて頑張ってみたいと思いました。

他には
「どのあたりまで体重を落としたいですか?」とも尋ねられたのですが、何らかの数値を目標としてしまった場合にきっと数字にこだわりすぎて疲れてしまうと感じたので『特に目標は定めずにこのままの調子で様子見をお願いしたい』と伝えてみました。

管理栄養士の先生との会話では、その前段階の看護師さんたちとの会話内容が記録されていることもあって直前の会話を生かしたアドバイスもいただきました。
「JAL以外にもポイントを貯められるのですよ!」
「資料をお渡しし忘れてしまってごめんなさいね。」
このような感じでポイントが貯まるアプリの一覧が掲載されたプリントを配布してもらいました。
他の病院でも同じようなサービスがあるのかはわかりませんが、ここまで徹底して患者側のメリットを考えてくださる病院は稀なのではないかな?と思います。
そして次に聞いたのは
「〇〇先生(主治医)もJALのアプリ使っておられますよ!」という情報でした。
ここまでの会話についても管理栄養士の先生がきちんと記録を残されて主治医の先生へと繋いでくださっています。


しばらくの待ち時間を経てようやく診察室へとお呼び出しがありました。


血液検査の結果は
HbA1c:7.6
グルコース値(血糖値):116

初回の診察時にHbA1cが12、グルコース値(血糖値)が236の酷い状態を主治医の先生による治療と日常生活へのアドバイスをしっかりと守ってHbA1cを7.6、グルコース値(血糖値)を116まで下げることができました!
グルコース値(血糖値)は食後1時間半の時点でこの数値なので許容範囲のようでした。

主治医の先生とはHbA1cとグルコース値、体重が順調に落ちていることによるGLP-1マンジャロ自己注射の成果をともに喜びました。
マンジャロ5mgに変更してからの体調などをヒアリングされましたが、私としては2.5mgの初日のしんどさに比べれば今の状況はそれほど厳しいものではないことやその他気になった点などを伝えました。

(追記ここから)
ヒアリングの中の会話として私の食への嗜好や思考に変化が出たことも伝えてみました。
「茶色くてテカテカ光っているものとかを食べている人を見るだけでちょっと気持ちが・・・」と。
ウインナーなどの油でギトギトしたものや、あんかけのテリテリテラテラした感じなど、食べている動画などを見ただけで食べている人への余計な心配をしたり、揚げ物などへの興味が失せてきたことを伝えてました。
そういった食生活を続けることは果たして健康面で大丈夫なのか?と余計なお世話ながらも食べてもいない私が不安になってくることも伝えてみました。
主治医の先生からは
「素晴らしい変化です!」とお褒めの言葉を頂戴しました。
何が今の私にとって健康のためになり、何を選べば良いのかを分かった上で日々の食事を摂り続けるとこれまでの食生活に戻すことはとても怖くて避けるべき内容だと気づきました。
自分で考えながら日々の過ごし方を色々と試し、わからないことは受診の際に主治医の先生や管理栄養士の先生、看護師さんなど専門知識を持つ皆さんに直接尋ねてみることが私にとって疑問の解決への早道であると思います。
許される中での自由な食材を使って食事管理や運動療法など、先生のアドバイスをきちんと守っておられる方が大勢いるのだと思います。
同じ病院へ通う多くの患者さんたちも今の私と同じようなことが起きているという話を伺いました。
そうであるからこそ、改善が見込めない状況で転院して来られた方や脱インスリン治療を目的とした方などが集まり、みんなが改善の方向へと導いてもらえているのだろうと。
そのような治療法について脱インスリンの患者数の毎月の成果人数や数々の事例が雑誌や専門誌に取り上げられてた記事などが病院の待合室のあちこちに貼り出されています。
(追記ここまで)

マンジャロという薬がどのあたりまで発売されているなどの情報も伺いましたが、今の調子を崩したくない旨を伝えて5mgのままでしばらくの間は様子を見る事になりました。
今回の診察においては特に厳しい内容を伝えられることもなく、経過の順調さを一緒に確認するような感じでした。
先生からの言いつけ(アドバイス)をできる限り守り続けることで結果を出せていることでお互いに不満を持ったり信頼を揺るがすこともない、気持ちのよい診察時間となりました。
今回の検査では他に気になる箇所があったのでそちらの投薬を追加されることとなりましたが糖尿病とは異なるものなのでこのブログでは内容を割愛します。

他にはJAL Wellness & Travelのアプリについて先生に直接伺ってみました。
するとスマホを取り出してドヤッ!(←先生の顔)
「これだけマイルが貯まりましたよ。」とウォーキングだけでの累積マイルを見せていただいたところ、普通に近場の海外旅行に出かけられるくらいのマイル数で驚きました。
主治医の先生自らが日々の運動を心がけている様子を示されることで患者としても背中を押されたような気持ちになります。
アプリが有料である点を先生は気にされていましたが
「JALカードで月額料金を払えばペイ(=元を取れる、回収できる)できますので大丈夫です!」と私も私で答えてみたりしました(笑)

今回の受診に際しては受診直前の2日前から自己採血による血糖値測定を行いました。
しかし、週末を挟むことによって外出先での採血となってしまって落ち着いて出来なかったことにより失敗して穿刺器を2つ、センサーを1つ、無駄にしてしまいました。
この失敗を踏まえて次の受診日は測定日に週末を含まない日にお願いしました。


受付さん、看護師さん、管理栄養士の先生、主治医の先生の全員がとても話しやすい環境を作っておられる病院なので本来なら嫌々で通うような病院でさえ最初から最後まで楽しい気分で過ごすことが出来ています。
ちょっとした雑談や、知人友人に話すことのない糖尿病のあれこれなどを専門知識のある皆さんとお話しすることで随分と救われている気持ちになります。

このような感じで糖尿病専門医のいる糖尿病内科への初回の通院日から2ヶ月足らずでかなり数値が下がりました。

この日も診察終了直後にすぐそばの調剤薬局へ薬各種を受け取り、その足でお気に入りのカフェへ・・・とならず。
これまでならカフェへ直行して積ん読を読む時間に充てたり自由に過ごしていましたが、今回は帰り道の途中にあるおセレブスーパーマーケットへ直行。
往路の電車内でマダムが手に持っていた素敵な色のエコバッグが発売されているのかとお店へ見に行ったのですがあいにく品切れだったのでエコバッグは買わずに日々の食生活に必要な大豆製品ばかりを買って帰りました。
その後も1日1万歩を達成するために1駅先までてくてくと歩いて向かい、自宅の最寄駅の1つ前の駅で下車して帰りました。
電車は便利で快適なので乗りたいですが、歩けば知らないお店の発見など新しいものに出会う良い機会と捉えるように気持ちを切り替えてみました。


余談の多い経過報告となりましたが以上です。
参考になりましたら嬉しく思います。

かしこ。


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